院長 野中 勇志
ご挨拶
はじめまして、院長の野中勇志です。
このたび、幼少期から育った川崎市高津区で、在宅療養支援診療所 椿クリニックを開設しました。今も川崎市で生活しています。
クリニック名の椿は、ご存知のとおり、川崎市の市民の木に指定されており、花言葉は「控えめな優しさ」です。
私は、東京医科大学病院で初期研修し、その後、救命救急医、外科医として進んできました。
救命救急の現場では老若男女問わず、重症な方が一日に何人も救急車で運ばれてきます。救命救急センターにはかかりつけ患者はいません。
毎回初対面の重症な方を目の前にし、生命を助ける順番に、必要な検査や処置を行い、原因をつきとめ、即座にそれに対処しなければなりません。日々の臨床で、どんな状況でも冷静に対処する能力が養われました。
そして、外科医を目指して、静岡医療センター、関東中央病院で、主に消化器外科に取り組みました。来る日も来る日も癌の方と向き合い、手術、抗癌剤治療、緩和ケアと、癌に関わるすべての医療に取り組みました。
そんな毎日を過ごすなかで、世田谷区千歳烏山にある恵泉クリニックの先輩に誘われ、訪問診療に出会い、学びました。
そのなかで、病状の悪化を早期に見抜いて適切に対応するには、元気なときからお付き合いを始めておくことが大事だと考えるようになりました。また、医療だけでなく、生活を見守り、支えることができれば、さらに良いのではないかと思います。年齢とともに治せる病気は少なくなってきますが、私たちは、ご本人とともに、ご家族、周囲のお仲間たちが、考え抜いて辿り着いた想いを、全力で支えていきたいと思っています。
医療を通して、生まれ育った地域に少しでも恩返しできるように、患者様ファーストをモットーにスタッフ一丸となって頑張ります。
略歴
- 2008年
- 東京医科大学卒業
- 2010年
- 東京医科大学病院 救急災害医学講座 入局
- 2011年
- 静岡医療センター 外科
- 2013年
- 東京医科大学病院 救急災害医学講座 助教
- 2015年
- 東京警察病院 救急科
- 2015年
- 関東中央病院 外科
- 2019年
- 関東中央病院 外科医長・救急科医長
- 2020年
- 椿クリニック 院長
関東中央病院 非常勤医
東京医科大学病院 救急災害医学講座 兼任助教
資格・学会
- 日本救急医学会専門医
- 日本外科学会専門医
- Infection Control Doctor
- 認知症サポート医
- 身体障害者指定医
- 難病指定医
- 厚生労働省緩和ケア研修修了
医師
木村 正之(きむら まさゆき)
一言
心を入れた技術で心の入った治療を実践し、心の通った医療を提供していきます。
経歴
- 1982年
- 聖マリアンナ医科大学卒業
- 2005年
- 聖マリアンナ医科大学消化器一般外科講師
- 2009年
- 聖ヨゼフ病院外科部長
- 2018年
- 医療法人敬歯会けいあいクリニック院長
- 2021年
- 椿クリニック常勤医
認定資格
- 医学博士
- 日本ヘリコバクター学会感染症認定医
- 日本医師会認定健康スポーツ医
- 緩和ケア研修修了
専門科目
緩和ケア、内科全般
医師
木田 直子(きだ なおこ)
一言
在宅医療を必要とされている方々が、より良い時間を過ごせるようサポートして参りたいと思います。
経歴
- 聖マリアンナ医科大学卒
認定資格
- 医学博士
- 15条指定医
- 協力難病指定医
専門科目
認知症、神経内科、内科全般